レズビアンとシングル女性の不妊治療、フランスで合法化 欧州13カ国目
パリにある不妊治療クリニックは年間の患者が200組増えると予想、「レズビアンのカップルとシングル女性は大歓迎」と語った。
保健省は予想される需要増大に対応するため、不妊治療施設のスタッフや設備拡充に930万ドル(約10億円)相当を追加拠出すると発表した。治療待ちの期間を現在の平均1年から半年に短縮することを目指す。
新法では30代の女性が卵子を凍結することも認められた。これまで卵子の凍結は、生殖能力に影響する可能性がある治療を受けている場合にしか認められていなかった。
一方、代理母は引き続き禁止され、同性愛の男性や妊娠できない女性は、それ以外の方法を探すか国外へ渡航するしかない状況が続く。