マクロン仏大統領に男が卵投げ付ける リヨンの見本市で
(CNN) マクロン仏大統領が27日に訪れた中部リヨンでの食品見本市で、群衆の中にいた男から卵を投げ付けられた。
その場にいた地元紙の記者によると、卵はマクロン氏の肩ではね返され、床の上で割れた。同紙がツイッター上で公開した動画では、卵がはね返った後でカメラが向きを変え、男が警備員らに連れ去られる場面が映っている。
男の動機は明らかでない。同記者はこの人物が卵を投げる現場を見たが、何も叫んではいなかったと語った。
同行していた大統領府の報道官はCNNとのインタビューで、扱いが大げさすぎると主張。「マクロン氏は見本市を2時間ほど見て回り、穏やかな雰囲気の中で温かい歓迎を受けた」と話し、視察に影響はなかったと強調した。
マクロン氏は大統領候補だった2017年にも卵をぶつけられたことがある。この時は卵が同氏の頭に当たって割れた。今年6月には訪問先で一般人に言葉をかけた際、男に平手打ちされる場面があった。