ロシアの侵攻後子ども183人死亡、342人負傷 ウクライナ検察
(CNN) ウクライナの検事総長のオフィスは11日に声明を出し、ロシアによるウクライナでの戦争が始まって以降子ども183人が死亡、342人が負傷したと明らかにした。少年係検察官らからの初期段階の数字を引用して伝えた。
声明によると2022年4月11日時点で、ロシアによる軍事侵攻の結果としてウクライナでは525人以上の子どもが死傷した。このうち183人が死亡、342人以上が負傷したという。数字は少年係検察官が集計した公式データだが最終的なものではなく、現在でも戦闘地域での調査が行われているとした。
ウクライナのゼレンスキー大統領は同日、ロシア軍に包囲された南東部の都市マリウポリで「数万人」が殺害されたと述べた。現時点で人数の信憑(しんぴょう)性は確認できていない。