ロシア軍、引き続き東部バフムートの包囲を試みる ウクライナ軍
(CNN) ウクライナ軍参謀本部は3日夜、最新の戦況報告で、ロシア軍が引き続き東部ドネツク州バフムートの包囲を試みていると指摘した。
参謀本部は「特にバシウキウカとデュボボ・バシリウカ、バフムート近郊で、我々の守備隊が攻撃を多数撃退した」と述べた。最初の二つの地域はバフムート北郊に位置する小村。
ロシア軍はバフムート北郊のリマンや、ドネツク州の他の町に対しても砲撃を仕掛けたという。ハルキウ州クピャンスクの近郊、ルハンスク州クレミン、同州ビロホリウカでも攻撃が報告された。
南部ザポリージャ州とヘルソン州では「ロシアは守勢に回っており、攻勢再開に向け戦術陣地の改善を図って」いる状況。ロシアは15集落に対して砲撃を実施し、民間人の死傷者が出ているという。
一方、ウクライナ軍もこの24時間で、敵の人員や装備品に対する攻撃を実施した。
参謀本部は「我々の守備隊が敵のSu34航空機とザラ無人機を撃墜した」と述べ、ロシアの戦闘機と無人機1機ずつを撃ち落としたとするウクライナ空軍の先の主張をなぞった。
CNNはこの主張について独自に確認できていない。