高齢夫婦、フグを食べて死亡 ネットで買って自分で調理 マレーシア
マレーシアの近海には少なくとも30種のフグが生息している。
フグのような毒をもつ有害な食品の販売は法律で禁じられており、違反すれば1万マレーシア・リンギット(約30万円)の罰金または2年以下の禁錮を言い渡される可能性がある。
しかし専門家によると、マレーシアの鮮魚市場でフグが売られていることも多く、珍しい魚として消費者の目を引く傾向があるという。
「洗って切り身として販売されれば、自分が買った魚の種類を一般人が見分けることはほぼ不可能」と専門家は指摘し、当局がフグの危険性について周知を徹底させるとともに、販売業者や供給業者を認定する制度を検討する必要があるかもしれないと話している。