ウクライナ軍、バフムート付近で反撃に成功と主張

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ウクライナ軍第3強襲旅団を率いるアンドリー・ビレツキー氏が反攻の成功を主張/Gleb Garanich/Reuters

ウクライナ軍第3強襲旅団を率いるアンドリー・ビレツキー氏が反攻の成功を主張/Gleb Garanich/Reuters

(CNN) ウクライナ軍当局者は10日、同軍がウクライナ東部の激戦地バフムート近くで反撃に成功し、ロシア軍に「大きな損失」を与えたと明らかにした。

ウクライナ軍第3強襲旅団のトップ、アンドリー・ビレツキー氏は「ロシア軍の第72旅団の部隊は打ち負かされた」とSNS「テレグラム」に投稿された動画で述べた。

ビレツキー氏によると、ロシア軍の第72旅団の第6、第8中隊はかなりの数の装甲戦闘車両とともに「完全に破壊された」という。

また、「多数のロシア兵捕虜」がとらえられ、バフムート周辺での戦闘で主要な役割を果たしているロシアの民間軍事会社ワグネルの第3強襲部隊が「大きな損失」を被ったと明らかにした。

同氏はまた、ウクライナ軍の攻撃により幅3キロ、奥行き2.6キロにわたる地域がロシア軍から「完全に解放された」と述べたが、正確な位置は示さなかった。

ウクライナ軍東部方面部隊のチェレバティ報道官は、戦闘は「まだ続いている」ものの「敵はこの地域で大きな損失を被っている」と述べた。203人が死亡し、216人が負傷したという。

チェレバティ氏はまた、「砲弾は不足していないが、人員不足」であることを明らかにした。同氏によると、バフムート周辺のウクライナ軍の陣地は524回の攻撃を受けた。

ロシア軍は数カ月に及ぶバフムートをめぐる戦いで甚大な損失を被っているが、制圧できていない。

チェレバティ氏は「ワグネルがさらに兵士を増やしたり戦術を変えたりしなければ、近い将来、ワグネルはこの地域に存在しなくなるだろう」と指摘した。

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