ウクライナ東部と南部の前線地域に攻撃、1人死亡
(CNN) ウクライナ東部と南部の前線地域にロシアの新たな攻撃があり、少なくとも1人が死亡、複数人が負傷した。
ウクライナ南部ミコライウ州のキム知事によると、同州では16日遅く、ミサイル1発が着弾し、1人が負傷した。ショッピングモールなどの建物が損傷する被害も出た。
キム氏は17日午前、SNSテレグラムで「昨晩5月16日の午後11時8分、ミコライウが敵のミサイル攻撃を受けた」と明らかにした。爆風で民家や店舗が損傷したほか、工業インフラ施設も攻撃を受けたという。
南部ヘルソン州では16日、ロシアが400発を超える砲弾を発射し、同州軍政当局トップによると、子ども3人を含む7人が負傷した。
中南部ザポリージャ州では、南部前線に近い16の町や村がロシアの砲撃を受けた。マラシコ知事が明らかにした。トラクターの運転手など34~61歳の3人が負傷したという。
東部ドネツク州の町クラホベでは、1人が死亡、1人が負傷。激戦地バフムートの西郊に位置するコスティアンティニウカでも1人が負傷した。