病院にミサイル攻撃、医師死亡 ウクライナ南部
(CNN) ウクライナの当局者は1日、同国南部ヘルソンの病院がロシア軍の砲撃を受け、医師1人が死亡、看護師1人が負傷したと明らかにした。
ヘルソン市軍政トップがSNS「テレグラム」で明らかにしたところによると、同日午前11時10分に病院に攻撃があり、働き始めて数日の若い医師が死亡、看護師1人が負傷した。看護師は重体。
死亡した医師の身元はまだ明らかにされていない。保健省によると、犠牲となった医師はインターンを終えて勤務を開始したばかりだった。
保健省は「攻撃で病院の2フロアが損傷した。がれきの撤去作業が行われており、最終的な犠牲者の数は不明」と説明。亡くなった医師の家族や友人に弔意を表した。
イエルマーク大統領府長官は7月31日、ロシア軍のヘルソン市への砲撃で少なくとも4人が死亡、17人が負傷したと明らかにした。
地元当局者によると、ロシア軍は交代する部隊への援護のためにヘルソン市への砲撃を激化させていた。