仏東部の貸別荘で火災、11人行方不明 障害者団体が滞在
パリ(CNN) フランス東部オーラン県の町ビンツェンハイムにある貸別荘で9日早朝に火災が発生し、11人が行方不明になった。
ビンツェンハイムはドイツ国境に近い小さな町。火災は午前6時半ごろに発生した。県当局の発表によると、激しい炎が上がり、500平方メートルの建物のうち約300平方メートルが焼失した。
現場には消防士76人、消防車と救急車各4台が出動し、午前9時までに鎮火した。17人が建物の外へ避難した。
貸別荘には夏休みの間、ビンツェンハイムから北西へ約140キロ離れた都市ナンシーの障害者団体が滞在していた。
ダルマナン内相は複数の死傷者が報告されていると述べつつ、消防の対応に感謝の意を表した。
ボルヌ首相はベルジェ連帯・家族相とともに現地へ向かうと表明した。