ガザの病院、「イスラエル軍から事前に警告」と保健当局者
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区の病院で17日に起きた大規模な爆発をめぐり、ガザ地区の保健当局者は18日、この病院がイスラエルから警告を受けていたと主張した。
当局者によると、病院は14日、イスラエル軍による2発の砲撃で被害を受けた。その翌日にイスラエル軍から病院の責任者に連絡があった。
イスラエル軍は責任者に対し、前日の砲撃で警告したにもかかわらず、院内の人々をまだ退避させていないのはなぜかと迫ったという。
CNNはこの件についてイスラエル軍にコメントを求めたが、回答は得られていない。
17日の爆発では数百人の死者が出た。パレスチナ当局者らによると、病院には家を追われた住民数千人が避難していた。
パレスチナ側はイスラエルによる空爆だったと主張するが、イスラエル当局者らはガザの武装組織「イスラム聖戦」のロケット弾が原因との見方を示している。