2日目の人質解放、外国人含む17人がイスラエルに到着
25日の人質解放をめぐっては、ハマスの軍事部門「カッサム旅団」がSNS「テレグラム」を通し、いったん延期を発表。イスラエル側がガザ北部への支援物資の搬入やパレスチナ人の釈放基準に関する合意に違反したためと主張していた。
ハマス報道官は記者会見で、24~25日にガザに入った支援物資のトラック340台のうち、北部に到達したのは65台と、合意した数の半分以下にとどまっていると訴えた。
しかしその後、カタール外務省の報道官が、エジプトとともに交渉を仲介した結果、「障壁は排除された」と発表。X(旧ツイッター)への投稿で、イスラエル人13人と外国人の人質解放が実現すると予告した。
25日深夜には、人質を乗せた赤十字のトラックがガザとエジプトの境界にあるラファ検問所へ向かったことが確認された。