屋久島沖の米軍オスプレイ墜落、捜索・救助続く
沖縄県の玉城デニー知事は「オスプレイの危険性が不安視されていることが図らずもこのような形で現実になったのは、非常に残念であるとしか言い様がない」と述べた。
オスプレイは特殊部隊による長距離の潜入や離脱、補給任務を実施することが可能。回転翼と固定翼の両方が必要とされる任務を遂行できる。
機械上、運用上の問題で要員が死亡する事故が1992年から起きており、数カ月前には「MV22Bオスプレイ」を使ったオーストラリアでの訓練中、米海兵隊の要員3人が死亡していた。
ただ、統計的にはV22の事故は他の機体に比べ少ない。海兵隊航空部隊の報道官が2022年に海兵隊タイムズに明らかにしたところによると、海兵隊バージョンのMV22の事故率は飛行時間10万時間あたり3.16件だという。