豪州、米英のフーシ空爆を人員提供で支援 加やオランダなども
(CNN) オーストラリアのマールズ国防相は12日、米英が前日に実施したイエメンの反政府武装組織「フーシ」の拠点に対する空爆で豪州が人員の補充面などで支援したことを明らかにした。
記者団に「豪州は(空爆の)作戦本部に人員を派遣する形での支援を行った」と述べた。空爆は豪州の国家利益の完全な中軸となっている公海における航行の自由や世界貿易の維持のためのものであると強調した。
空爆を支持する決定は軽々しく下されたわけではないともし、豪州は規範に準じた国際秩序を重んじるいかなる行動も支持し続けると説いた。
今回の空爆を支援した諸国については英国のスナク首相が11日の声明で、オランダやカナダ、バーレーンが空爆自体には直接参加しない補助的な役割を担ったことも明らかにしていた。
同首相は、英海軍艦船は紅海にとどまっての警戒任務を積極的に遂行し続けているとし、フーシによるさらなる攻撃を封じ込めるための多国間の作戦の一環であるとも述べていた。