パレスチナ人の大量避難、責任はイスラエルに ヨルダン外相
(CNN) ヨルダンのサファディ外相は18日、ミュンヘン安全保障会議で、パレスチナ自治区ガザ地区で数百万人の人々が住む場所を追われたのはイスラエルに責任があると述べた。サファディ氏は、ヨルダンがパレスチナ人の入国を認めることで、イスラエルが引き起こした混乱を収束するための責任を負うべきではないとの見方を示した。
サファディ氏は、ヨルダンが住む場所を追われたパレスチナの人々を受け入れるかとの質問を受けた。サファディ氏は「ガザで目撃しているのは、壊滅的な戦争、大量殺人、200万人の人々の生活の破壊であり、人々を奈落の底に突き落とし、病院を破壊し、記者や医療従事者、人道支援者を殺害することだ。我々は物事を正しい文脈でとらえなければならない」と語った。
サファディ氏は、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区を含むパレスチナの人々には、国際法や人道法に記された権利があると強調した。