衛星画像が見せつけるミャンマー地震の惨状、寺院の倒壊や橋の寸断

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震源に近いミャンマー・マンダレーの建物の地震前後の様子/Maxar Technologies

震源に近いミャンマー・マンダレーの建物の地震前後の様子/Maxar Technologies

(CNN) ミャンマーで28日に発生したマグニチュード(M)7.7の地震は、タイ全土や中国のミャンマーに近い地域でも大きな揺れを感じた。

米地質調査所(USGS)によると、ミャンマーを襲った地震としては過去100年あまりで最大だった。地震の被害は、内戦に引き裂かれ、軍事政権が2021年に実権を握って以来、世界から孤立した状態にあるミャンマーに追い打ちをかけている。

建物の倒壊現場では懸命の捜索救助活動が続く。被害の全容が判明するまでには何週間もかかる可能性がある。

人工衛星がとらえた地震前と地震後の画像は、被害のすさまじさを物語っていた。

マクサー・テクノロジーズが公開したマンダレーの画像には、マハムニ寺院が崩れた様子が写っている。インワ橋は寸断され、寺院やモスク、競技場にも大きな被害が出ていた。

マンダレーのインワ橋の地震前後の様子。寸断されているのが分かる/Maxar Technologies
マンダレーのインワ橋の地震前後の様子。寸断されているのが分かる/Maxar Technologies
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