ドイツ、ポルトガルに大勝 頭突きで退場者も W杯
(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は第5日の16日、1次リーグG組の第1戦でドイツが4―0でポルトガルに大勝した。ポルトガルはエースのクリスティアーノ・ロナウドが先発したがゴールを決められず、厳しい船出となった。
ドイツは前半12分、FWゲッツェがポルトガルのDFペレイラにエリア内で倒されて得たPKをFWミュラーが決め先制。同32分にはMFクロースのCKからDFフンメルスが頭で合わせて2-0とリードを広げた。
その5分後、ポルトガルのDFペペと接触したミュラーが派手に倒れ、ペペの手が顔に当たったと主張。これに怒ったペペがミュラーに頭突きし、一発退場となった。
勢いに乗るドイツは、前半終了間際にミュラーがこぼれ球を蹴りこんで3点目を挙げた。
嫌な流れを断ち切りたいポルトガルは後半、ヴェローゾを下げコスタを投入したが、ドイツ有利の流れは変わらなかった。DFコエントランが負傷交代するアクシデントにも見舞われた。
一方ドイツは後半33分、MFシュールレのクロスを相手GKが弾き、そのこぼれ球をミュラーが押し込んで4点目を獲得。ミュラーは、今大会初のハットトリックを達成した。