北朝鮮、自国民の帰国認める 新型コロナ規制緩和で

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平壌行きの高麗航空機の搭乗客が並ぶ=26日、北京首都国際空港/Kyodo News/Getty Images

平壌行きの高麗航空機の搭乗客が並ぶ=26日、北京首都国際空港/Kyodo News/Getty Images

(CNN) 北朝鮮当局が新型コロナウイルス感染症をめぐる国境規制を緩和し、海外に住む自国民の帰国を認めると明らかにした。しかし、帰国者には1週間の隔離が義務付けられる。

北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)が27日、国家非常防疫司令部の話として伝えた。国家非常防疫司令部は、世界の新型コロナの状況が緩和したことに基づき、防疫態勢を調整すると述べた。

他のアジア諸国の大部分は数カ月前に新型コロナ時代の最後の規制を緩和していた。

北朝鮮は、新型コロナウイルスの世界的な流行を受けて、2020年初めに国境を閉鎖していた。北朝鮮での最近の動きは、国境を再開することを示唆しているものの、北朝鮮政府は依然として、帰国する自国民に対して、到着時の隔離を義務付けている。

国家非常防疫司令部によれば、帰国者は1週間にわたって隔離病棟で適切な医学的観察を受けるという。

自国民の帰国を認めるとの今回の報道の前には、北朝鮮の旅客機が22日、平壌から中国・北京に到着していた。国際線の旅客機が北朝鮮から出発したのは20年1月以降で初めてだった。

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