米FRB、量的緩和第3弾の実施を決定 景気下支えへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
バーナンキFRB議長

バーナンキFRB議長

これらの政策は、特に住宅ローンの金利を引き下げる狙いがある。金利低下により、消費を刺激し、雇用情勢の改善につなげたいというのがFRBの考えだ。

米国の失業率は8%を超えて高止まりが続いている。FRBは声明で、労働市場の大幅な改善がなければ「別の政策ツールを使う」との立場を明らかにしている。

もっともこうしたFRBの政策には批判もある。共和党はマネーサプライを増やせば将来的にインフレを招くと主張している。エコノミストからは、過去2回の量的緩和で金利低下と株価上昇が見られたものの、銀行の貸し渋りに大きな変化はなかったとして、効果は小さいとの声も聞かれる。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Business」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]