日航ボーイング787で発煙、バッテリー不具合か
(CNN) 成田空港でメンテナンス作業中だった日本航空のボーイング787型機(ドリームライナー)で14日、煙が発生するトラブルが起きた。乗客は乗っていなかった。
ボーイングは今回のトラブルについて、「バッテリーセルの通気に絡むと思われる」との見方を示している。
787型機は1年前にもバッテリーが過熱するトラブルが相次いだことを受け、世界で全50機の運航を停止。新しいバッテリーシステムを導入して運航を再開していた。
ボーイングによると、今回の煙は定期的なメンテナンスの最中に発生した。「バッテリーシステムに加えた改良が設計通りに機能した」と同社は説明。現在、同機の運航再開に向けて日航と協力しているという。
米国家運輸安全委員会(NTSB)は今回のトラブルについて、「日本の運輸安全委員会がバッテリーの煙について調査に乗り出すのであれば、NTSBも支援する用意がある」とコメントしている。