13年の米寄付金番付、トップはフェイスブックCEO
ニューヨーク(CNNMoney) 米国で昨年、高額の寄付金を支払った資産家ら50人のランキングが発表された。1位は交流サイト大手フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)夫妻だった。
慈善活動の専門誌、米クロニクル・オブ・フィランソロフィーがまとめた統計によると、上位50人が1年間に寄付した金額は合計77億ドル(約7850億円)で、前年を4%上回った。
寄付金額の中間値は8610万ドルと、前年の4960ドルから大幅に上がった。同誌は、景気の好転や株価上昇が金額の増加につながったと分析している。
ザッカーバーグ氏(29)と妻のプリシラ・チャン氏(28)はフェイスブックの株式1800万株、約10億ドル相当を、各種非営利団体(NPO)に助成金を提供するシリコンバレー・コミュニティー財団に寄付した。この結果、同財団の規模は全米トップとなった。
リストに掲載された50人の年齢の中間値は72歳で、ザッカーバーグ夫妻が最年少だった。