世界の超富裕層、さらにリッチに 今年の報告書
身の回りには同じ超富裕層の友人が7人前後いて、このうち少なくとも1人は資産10億ドル以上の「億万長者」。食事や旅行、服やワインなどぜいたくな物やサービスに費やす金額は、年間平均110万ドルに上る。
この層全体では車に合計400億ドル、自家用飛行機に230億ドル、ヨットに220億ドル、酒に80億ドルを費やしている。
寄付金に回す金額は男女で開きがあるようだ。女性が生涯のうちに総額3100万ドルを寄付するのに対し、男性は2440万ドルにとどまっている。
自力で財産を築いた人が64%を占めるのに対し、全額を相続した人は17%。ただしこれも男女で異なり、男性は独力68%に対して相続13%、女性は独力34%に対して相続48%だった。
大学を卒業した人が88%近くを占め、高校より上に進まなかった人は12%。卒業大学別では米ハーバード大学が3130人と飛び抜けて多く、ペンシルベニア大学(1580人)、スタンフォード大学(1240人)など、米国の有名大学がこれに続いている。