メディアの祭典SXSW、一番人気は「むっつり猫」

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「グランピー・キャット」とともにむっつりとした表情で写真に納まる人

「グランピー・キャット」とともにむっつりとした表情で写真に納まる人

テキサス州オースティン(CNN) 米テキサス州で開かれている双方向メディアや音楽の祭典SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)で、1匹の猫がゴア元米副大統領などの有名人を差し置いて話題をさらっている。

話題の主は、「グランピー・キャット」(「むっつりとした表情のネコ」の意味)の通称で知られる生後11カ月の雑種猫。昨年秋からネットに写真が出回り、いつもふてくされたようなユニークな表情が受けてたちまち人気者になった。

SXSWではIT情報サイトのマッシャブルが特設コーナーを設けてファンとの交流の場を提供。一般デビューは今回が初めてとあって、一緒に写真を撮ろうというファンが詰め掛け、数時間待ちの大行列になっている。

一方のグランピー・キャットはそんな騒ぎには一切お構いなしで、自分の隣でポーズを取るファンを横目にほとんど寝てばかり。ファンも笑顔の代わりに、この猫をまねた仏頂面で写真に収まる。

猫は本名を「タルダル・ソース」といい、普段は飼い主のタバサ・バンデセンさんと共にアリゾナ州で暮らす。タバサさんの兄弟のブライアンさんが昨年9月、交流サイトに掲載した写真がきっかけで一躍有名になった。

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