新種のアライグマ科の肉食哺乳類を発見

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
全長は約75センチで、体重は約900グラム

全長は約75センチで、体重は約900グラム

ヘルゲン氏によると、科学者らは当初、オリンギートはその姉妹種であるオリンゴの一種と考えていたという。しかしDNA鑑定の結果、オリンギートとオリンゴはどちらもアライグマ科に属するが、人間とチンバンジーの関係のような「姉妹種」であることが分かった。オリンゴは、オリンギートに比べて大柄で、体毛も短く、面長だ。

これまでの研究で、オリンギートは主に果物、昆虫、花蜜を食べ、主に夜に活動することが分かった。森林に生息し、木から木へと飛び移ることができる。母親が一度に育てる子どもの数は1匹だ。

オリンギートはコロンビアやエクアドルの高地に生息し、普段は森の中にいるため、科学者らの目に止まりにくかった、とヘルゲン氏は見ている。

ヘルゲン氏によると、オリンギートはまだ絶滅危惧種とはみなされていないが、オリンギートが生息する森林の多くが切り倒され、生活環境が脅かされているという。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「生き物いろいろ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]