金環日食と皆既日食が同時に 北大西洋などで観測

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米東海岸などでは部分日食が観測された

米東海岸などでは部分日食が観測された

(CNN) 北大西洋と赤道アフリカ地帯で3日、一度の日食の間に金環日食と皆既日食が起きる珍しい現象が観測された。

米航空宇宙局(NASA)によると、今回の現象は「ハイブリッド金環皆既日食」と呼ばれ、一部地域では太陽の縁が金の環のように輝いて見える金環日食が、別の地域では太陽が完全に月の影に隠れる皆既日食が観測された。

金環皆既日食が起きたのは北大西洋と赤道アフリカ地域の狭い範囲のみ。米東海岸など周辺地域では部分日食が観測された。

米デラウェア州の自宅で3日早朝に部分日食を撮影した男性は、太陽が雲の陰に隠れてしまうまで5分間、日食が観察できたと話し、「太陽が明るさを増して観察が難しくなっていたけれど、雲が協力してくれた」と話している。

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