ISSで栽培のレタス、宇宙飛行士の食事に初登場
(CNN) 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士の10日の食事に、宇宙で栽培されたレタスが初めて登場した。
NASAの発表によると、収穫されたのは赤いロメインレタスで、ISSの野菜栽培システムを使って、土ではなく空気や霧を使う水気耕栽培で育てた。この栽培方法では水や肥料の量も少なくて済み、殺虫剤も不要で、病気にもかかりにくい。成長速度は土で育てた場合の3倍になるという。
同システムはフロリダ州のケネディ宇宙センターで実験して安全性を検証。安全を期すため食べる前に消毒を済ませ、収穫量の半分は検査のために地球に送られる。
NASA宇宙飛行士のスコット・ケリーさん、チェル・リングリンさんは、収穫したレタスの写真をツイッターに掲載した。
Favorite payload on @Space_station is Veggie! Fun watching these grow. Almost sad to eat them tomorrow. Almost. pic.twitter.com/jaIonmmreH
— Kjell Lindgren (@astro_kjell) 2015, 8月 9