火星探査車「祝融」が撮影、初の画像を公開 中国

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カラー写真には機体に搭載された太陽光パネルやアンテナが写っている/China National Space Administration

カラー写真には機体に搭載された太陽光パネルやアンテナが写っている/China National Space Administration

中国は、探査機を火星の軌道に乗せ、探査車を1回の挑戦で地表に着陸させることに成功した。米航空宇宙局(NASA)は、1971年から1997年にかけての取り組みだったとはいえ、こうした挑戦を進めるのに複数回のミッションを必要とした。

NASAの火星探査車「パーサビアランス」も火星におり、祝融が技術的に先行しているわけではないが、祝融の存在は中国の宇宙空間での能力が米国に追いつきつつあることを示唆している。

祝融は約240キログラムで6つの科学測定器を搭載している。2020年7月に打ち上げられ、今年2月に探査機が火星の軌道に乗っていた。

火星の探査ではアラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「ホープ」も火星の周回軌道を回っている。ホープは米中とは違い探査車は搭載しておらず、上空から火星の観察を行う。

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