中国北西部で新種の恐竜2種発見、シロナガスクジラ並みの大きさ

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発見された新種はシロナガスクジラに匹敵する大きさとみられる/Maurilio Oliveira

発見された新種はシロナガスクジラに匹敵する大きさとみられる/Maurilio Oliveira

新種の恐竜に関する論文は、中国科学院とブラジル国立博物館の研究者らが執筆。英科学誌ネイチャー系列のサイエンティフィック・リポーツ誌に掲載された。

化石の年代は今から1億2000万~1億3000万年前の白亜紀前期と特定。両種とも、長い首を持つことで知られる草食恐竜の竜脚類に属する。地球上に存在した陸上動物で最大の部類になる。

翼竜や獣脚類の化石を別にすれば、両種は当該の地域で報告された最初の脊椎動物の化石でもある。現地の生物的な多様性を広げる発見だと、論文は指摘する。

研究者らが調べた3種目の化石は新種ではなかったが、ジュラ紀後期から白亜紀後期に生息した別の竜脚類である可能性があるという。

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