中国北西部で新種の恐竜2種発見、シロナガスクジラ並みの大きさ
(CNN) 中国北西部で2種類の巨大恐竜の新種が見つかったと科学者らが確認した。12日刊行の新たな論文で明らかになった。
新疆ウイグル自治区やトルファン盆地といった中国北西部では近年、翼竜や卵などの化石が数多く発掘されている。このうち脊椎(せきつい)骨や胸郭の化石について、科学者らは当初正体不明の3種類の恐竜のものと考えていた。
その後の研究で、この中の2種類が新種と認められ、それぞれシルクロードや新彊の地名にちなんだ学名がつけられた。
2種類の体長は推定で20メートル超と17メートル。シロナガスクジラに匹敵する巨大さだ。シロナガスクジラは体長23~30メートルで、北半球と南半球のどちらに生息しているかで差がある。