夜空を彩るペルセウス座流星群、11~13日にピーク 米
(CNN) 米国で11日深夜から13日明け方にかけ、夏の夜空を彩るペルセウス座流星群がピークを迎える。
農事暦によると、流星群のピークはこの期間だが、実際には7月23日から8月22日まで出現しているという。
米航空宇宙局(NASA)によると、北半球では南半球に比べ観測のチャンスが大きい。
北半球では観測地点が光害の影響を受けない場合、最大で1時間あたり40個の流星を見ることができる。都市部で観測しようとすると、流星を見るチャンスは1時間あたり数個に激減するという。
一方、南半球の南緯30度付近ではまったく観測できない見通し。南緯30度以北に住む人の場合も、観測可能な流星は1時間に数個にとどまる。
天文サイトのアーススカイによれば、発見のチャンスを最大化するには、少なくとも20分間は夜空に目を慣らした方が良い。
これらの流星群は「スイフト・タットル彗星(すいせい)」または「109P」と呼ばれる彗星から放出される。同彗星の公転周期は133年だという。