モンブランで宝石発見の登山者、960万円分を取得 墜落機の貨物
(CNN) モンブラン山のフランス側で2013年にエメラルドやサファイアなどの宝石を発見した男性登山者がこのほど、当局が元の所有者を発見できなかったのを受け、全体の評価額の半分に当たる7万5000ユーロ(約960万円)分を手にした。
地元シャモニー・モンブランの議会が3日、フェイスブックへの投稿で明らかにした。
議会報道官が7日にCNNに語ったところによると、宝石は専門家が男性と地元議会に均等に分配し、それぞれ7万5000ユーロの評価額になるよう調整したという。
宝石は議会と発見者で均等に分けられた/Mairie de Chamonix-Mont-Blanc
議会は地元のクリスタル博物館で宝石を展示する方針。同博物館は現在改修中で、今月19日に再オープンする予定となっている。