米CDCの感染警戒レベル、最大「4」にフランスなど7カ国を追加
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は6日、世界各地の新型コロナウイルス感染状況に基づく渡航警戒レベルのリストを更新し、4段階のうち最も高い「レベル4」にフランスなど7カ国を追加した。
リストは毎週更新され、直近28日間の感染者が10万人あたり100~500人だった国・地域がレベル3、500人を超えればレベル4に分類される。
新たにレベル4となったのはフランス、ポルトガル、アンドラ、キプロス、リヒテンシュタインの欧州5カ国と、中東のヨルダン、東アフリカのタンザニア。
タンザニアはこれまで情報不足で「不明」のカテゴリーだったが、残る6カ国はレベル3から1段階上がった。
CDCはレベル4の国への渡航中止を勧告し、やむを得ない場合はまずワクチン接種を完了してから渡航するよう求めている。6日の時点で、レベル4には80カ国あまりが指定されている。
同日の更新では、レベル3に南米コロンビアとカリブ海のキューバ、グレナダ、セントキッツ・ネイビスの計4カ国が追加された。コロンビアはレベル2から1段階上がり、ほかの3カ国はレベル4から引き下げられた。
直近28日間の感染者が10万人あたり50~99人のレベル2には、これまでレベル1だったマリと、レベル3だったバーレーン、カーボベルデ、フィジー、サントメ・プリンシペが加わった。