水深8300メートル超、深海魚の撮影に成功 日豪チーム
チームはまた、8022メートルの深さでクサウオ2匹を捕獲した。8000メートルを超える深海で魚が捕獲されたのは初めて。
捕獲された2匹の画像からは、目が小さく体は半透明で浮き袋がないなど、深海魚らしい特徴がうかがえる。
チームは昨年、世界の深海魚を研究する10年計画の一環として、高解像度カメラを搭載したロボットを日本海溝と伊豆・小笠原海溝、琉球海溝に沈め、2カ月間にわたる探査を実施した。
ジェイミソン教授によれば、探査ロボットの製作と稼働には1台につき20万ドル(約2660万円)のコストがかかり、研究推進の妨げになっているという。