ブラジル代表監督にスコラリ氏復帰、自国のW杯で優勝宣言
(CNN) ブラジルのサッカー連盟は1日までに、最近解任したマノ・メネゼス代表監督の後任にルイス・フェリペ・スコラリ氏(64)が就任すると発表した。同氏は記者会見で母国が2014年に主催するワールドカップ(W杯)本大会では優勝する義務があると宣言した。
スコラリ氏は、02年のW杯日韓大会以来の代表監督への復帰となる。同大会ではブラジルを5度目の優勝に導く手腕を見せていた。
スコラリ氏は会見で、ブラジルは現段階で14年W杯の有力な優勝候補国ではないが、大会中に候補国となるつもりだと強調。W杯をこれまで5度制覇している国にとって3位や4位は意味がないとも述べた。
また、自国開催のW杯で代表監督を務めることについては「重圧を受けることが嫌いなら、事務所に座って何もしないことを勧める」などと語り、プレッシャー克服への意気込みも示した。
スコラリ氏は06年のW杯ドイツ大会ではポルトガルを率いて4強入りを果たした。その後はイングランドのチェルシーやウズベキスタンのクラブの監督に就任。今年9月まではブラジルのクラブであるパルメイラスの監督を務めていた。