チェルシーが決勝に進出 サッカークラブW杯
(CNN) サッカーのクラブ世界一を決めるトヨタ・クラブワールドカップの準決勝2試合目が13日、横浜国際競技場で行われ、欧州代表のチェルシー(イングランド)が北中米カリブ海代表のモンテレイ(メキシコ)を3―1で破った。南米代表のコリンチャンス(ブラジル)との決勝は16日に、同じ横浜で行われる。
チェルシーは就任したばかりのラファエル・ベニテス暫定監督の下、フアン・マタとフェルナンドトレスのスペイン代表2人がゴールを決め、モンテレイのDFダルビン・チャベスのオウンゴールで3点目が入って快勝した。
モンテレイは後半46分にFWデニグリスがシュートを決めて1点を返したが及ばなかった。
ベニテス監督にとって、クラブW杯の決勝進出は3回目。リバプール(イングランド)の監督として決勝に臨んだ2005年は、サンパウロ(ブラジル)の前に敗れたが、インテル・ミラノ(イタリア)を率いた10年の大会では優勝している。
ベニテス監督は11月に解任されたロベルト・ディ・マッテオ前監督の後任として就任したばかりで、サポーターとの信頼関係を構築するのに苦労している。現役時代にチェルシーでプレーしていた前監督は人気が高く、その処遇に多くのサポーターは今も不満を抱いている。
12日に行われたもう1つの準決勝では、コリンチャンスがアフリカ代表のアルアハリ(エジプト)を破った。モンテレイとアルアハリは16日に3位決定戦で対戦する。