M・ジャクソンがホログラムで復活、賛否両論
(CNN) 米ラスベガスでマイケルが生き返った――。18日に開催された音楽賞「ビルボード・ミュージック・アワード2014」の授賞式で、故マイケル・ジャクソンさんがホログラム映像になってステージに復活し、賛否両論を巻き起こした。
ジャクソンさんのホログラムは実物のダンサーを従えて、最新アルバム「Xscape」(エスケイプ)の中の一曲「Slave to the Rhythm」(スレイブ・トゥ・ザ・リズム)を披露した。
インターネットの短文投稿サイト、ツイッターでは、ミュージシャンのトレバー・モーガンさんが「かっこいい」と称賛した。一方で米誌ニューヨーク・マガジンの娯楽サイト、バルチャーのリンジー・ウェーバーさんは「ホログラムは予想通り、紛らわしくて居心地が悪かった」と批判した。
「何となく怖かった。かっこよかったけれど、奇妙な感じだった」など、賛否どちらともつかないツイートも書き込まれた。
往年のスターがホログラムで復活した例はこれが初めてではない。2012年には米カリフォルニア州の野外音楽祭「コーチェラ・フェスティバル」で2パック、フランク・シナトラ、エルビス・プレスリーの姿がステージ上に再現された。当時、カナダ紙ナショナル・ポストの記者はこの技術を称賛する一方で、「亡くなったスターたちは安らかに眠らせてあげるべきだ」と主張した。