マンCのスター選手が移籍示唆、誕生日祝ってもらえず落胆
(CNN) イングランド・プレミアリーグを今季制覇したマンチェスター・シティー(マンC)の中心選手であるMFヤヤ・トゥーレ(31)の代理人は22日までに、チームが同選手に十分な敬意を払わないのなら移籍する可能性があると警告した。
英国放送協会(BBC)に述べた。優勝報告するため選手らが今月初旬、同クラブを所有する中東アラブ首長国連邦(UAE)の王族系列のオーナーを訪れた際、トゥーレの誕生日を祝う配慮もしなかったことが原因ともしている。
オーナーらは祝意を示す握手もしない冷たい態度を見せたと憤慨し、トゥーレはこの応対に大きな落胆を覚えたとも述べた。
コートジボワール代表でもあるトゥーレは11カ月前にマンCと新たな4年契約を結んだばかり。
代理人は尊敬してもらえないチームではプレーでの士気も見出せないと主張。不要ならいつ放出されても構わないとし、多くのチームが同選手に獲得の興味を持つだろうとも述べた。
同選手はツイッターで代理人の言葉は自らの思いを全て代弁していると説明。ブラジルでのワールドカップ(W杯)本大会後、自身の考えを公にするとも述べた。コートジボワールは同大会に出場する。
トゥーレや代理人の今回の言動について、チーム内における自らの重要性を過大視しているとの批判がある。同選手が今後、マンC内で浮く存在になるのは確実との指摘も出ている。