ファインディング・ドリー、公開初週末興収はアニメ史上最高

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アニメ史上最高のオープニング興収を記録した

アニメ史上最高のオープニング興収を記録した

ニューヨーク(CNNMoney) ディズニー・アニメの最新作「ファインディング・ドリー」が先週末に北米で公開され、オープニングの興行収入がアニメ史上最高を記録したことが20日までに分かった。

ファインディング・ドリーは2003年にヒットした「ファインディング・ニモ」の続編。週末の興行収入は1億3620万ドル(約143億円)と、ニモの2倍近くに達した。07年に1億2160万ドルを記録した「シュレック3」を超え、歴代アニメ映画のトップに立った。

ファインディング・ニモは最終的に、全世界で9億3670万ドルの興行成績をあげる大ヒットとなった。ホームビデオなどでこの10年以上、ニモに親しんできた観客にとって、待望の続編公開となった。

ファインディング・ドリーは北米4305カ所の劇場で公開され、オープニングの興行収入は1億ドル前後と予想されていた。映画批評サイト「ロッテン・トマト」で95%という高評価を受けたことが追い風になったとみられる。週末の観客は家族連れが65%を占めた。

ディズニーは今年、「ズートピア」「ジャングル・ブック」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」とヒットを飛ばしたが、先月末に全米公開されたジョニー・デップ主演の「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」はオープニング興行収入が3420万ドルにとどまっていた。

ドリーのヒットは、近年不振が続いていたディズニーの夏休みシーズンにも明るい光をもたらしている。

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