英歌手エルトン・ジョンさん、視力喪失を告白 7月に感染症

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自らが作曲を手がけたミュージカル「プラダを着た悪魔」の特別公演でステージに登場した歌手エルトン・ジョンさん(中央)=1日、英ロンドン/Dave Benett/Getty Images

自らが作曲を手がけたミュージカル「プラダを着た悪魔」の特別公演でステージに登場した歌手エルトン・ジョンさん(中央)=1日、英ロンドン/Dave Benett/Getty Images

(CNN) 英歌手エルトン・ジョンさん(77)が、数カ月前に目の感染症を患い、今も目が見えないと打ち明けた。

ジョンさんは英ロンドンで1日、自らが作曲を手がけたミュージカル「プラダを着た悪魔」の特別公演でステージに登場。夫のデビッド・ファーニッシュさんがずっと自分の支えになってくれたと打ち明け、「プレビューにはあまり来ることができなかった。なぜなら皆さんご承知の通り、私は視力を失っているので。だから見ることは難しいけれど、聴くことができてうれしい。今夜の音は素晴らしかった」と語った。

ジョンさんは先週、米テレビ番組のインタビューの中で、「フランス南部で感染症を患い、7月に右目の視力を失った。それから4カ月たっても見えるようにはならず、左目もあまりよくない」と告白していた。

視力の問題を初めて公表したのは9月だった。自身のインスタグラムに「重い目の感染症にかかり、残念ながら片目の限られた視力しかなくなってしまった」と投稿。「回復はしているものの、ものすごく遅いペースで、感染した目の視力が戻るまでには時間がかかる」と説明し、医師や看護師、自身の家族に謝意を表した。

「この夏は自宅で静かに療養していた」というジョンさんは、「治癒の進展とこれまでの回復を前向きに受け止めている」と付け加えている。

ジョンさんは2023年にツアー引退を表明しているが、今回のミュージカルでは作曲を担当した。ローレン・ワイズバーガーの03年の小説を原作とする「プラダを着た悪魔」は、06年に映画にもなった。

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