米国の十代トランスジェンダー、ジャズさんの人形が登場
ジェニングスさんは「この人形が、トランスジェンダーを前向きにとらえてもらえるきっかけになることを願っています」と話す。
両親がテレビのインタビュー番組で語ったところによると、ジェニングスさんは男の子の体を持ちながら「女の子っぽいもの」が好きで、生まれつきの性別に違和感を訴えていた。家ではスカートをはき、人前では中性的なパンツ姿で通していたが、5歳の誕生日を迎えたパーティーで変身を遂げた。ワンピース型の水着を着て、友だちに自分は女の子だと宣言したという。
ジェニングスさんはこのインタビューで一躍有名になり、その後も多くの番組で取り上げられて人気者になった。
インスタグラムに投稿した人形の写真に添えて、ジェニングスさんはこう書いている。「トランスジェンダーの私に似せた人形なので、初のトランスジェンダー人形といわれています。それでももちろん、ごく普通の女の子。だって私は、まさに普通の女の子だから!」