「これからもずっと家族」 A・ジョリー、離婚について語る
(CNN) 米女優アンジェリーナ・ジョリーさんがこのほど、自ら製作・監督を務めた新作映画の公開に合わせ、作品の舞台となったカンボジアとの縁や、突然の離婚で注目を集めた私生活について語った。
ジョリーさんが手掛けたのは、米動画配信サービス大手ネットフリックスのオリジナル映画「First They Killed My Father(原題)」。カンボジアの旧ポル・ポト政権下で1970年代に起きた大量虐殺を子どもの視点で描く、実話に基づいた家族と喪失のストーリーだ。
ジョリーさんは昨年秋に離婚した米俳優ブラッド・ピットさんとともに6人の子どもを育てていた。長男のマドックス君(15)はカンボジアから迎えた養子だ。ジョリーさんは17年前、初めて訪れたこの国と「恋に落ちた」という。
ジョリーさんはBBCとのインタビューで「カンボジアに深く感謝する気持ちは、これからもずっと変わらないでしょう」「この国からはたくさんのものをもらった。私から同じ分だけお返しをすることなど、到底できないほどに」と語った。
ジョリーさんとピットさんは10年間以上の交際を経て2014年に結婚したが、わずか2年で夫婦生活に終止符を打った。
家族が乗る飛行機の中でピットさんとマドックス君の間に起きた出来事が、離婚のきっかけになったとされる。