陰謀論者に1400億円の支払い命じる、小学校乱射遺族への賠償で 米陪審
原告らは裁判を通じ、そうした虚偽によって彼らに対する容赦のない嫌がらせが起きた経緯を説明。愛する家族を失った悲しみも一段と強くなったと訴えた。
ジョーンズ氏は決定が下った時は法廷におらず、陪審による決定が読み上げられる様子をライブ配信していた。決定をインフォウォーズの番組内でからかい、資金集めに利用した。
最終的に原告らがいつ、どのくらいの額の賠償金を受け取るのかは分かっていない。ジョーンズ氏は12日の放送の中で決定について控訴する意向を表明。「金がない」ため、陪審が認めた巨額の賠償金は払えないと述べた。
原告側の弁護士を務めたクリストファー・マテル氏は賠償金の額について「天文学的と言われるだろうし、実際にそうだ」としつつ、責任は虚偽の言説を振りまいたジョーンズ氏自身にあると強調した。