ユーロが「人種差別の舞台に」、トルコ選手のジェスチャーを独内相が非難 UEFA調査中

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デミラル選手はオーストリア戦で2ゴールを決めた/Wolfgang Rattay/Reuters

デミラル選手はオーストリア戦で2ゴールを決めた/Wolfgang Rattay/Reuters

UEFAは3日に声明を出し、デミラル選手の「不適切と疑われる行動」を調査していると明らかにした。

CNNはトルコサッカー連盟にコメントを求めている。

トルコ外務省は3日の声明で、UEFAによるデミラル選手に対する規律調査は「受け入れられない」と反発。「灰色の狼」のジェスチャーはドイツ国内で禁止されていないのだから、ドイツ当局がデミラル選手に示した反応はゼノフォビア(外国人嫌い)そのものだと糾弾した。

その上で、「政治的動機に基づく反応を歴史的、文化的シンボルの使用に対して示すことに我々は非難の声を上げる。シンボルは誰かを標的にするものではなく、スポーツの試合での喜びを表現する手段として用いられた」と強調した。

フェーザー独内相による非難を受け、トルコは自国駐在のドイツ大使を召還した。

トルコ代表は5日、ベルリンでオランダ代表とユーロの準々決勝を戦う。

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