レオナルド・ディカプリオを平手打ち、「刑務所行きかも」 女優マーゴット・ロビーが振り返るオーディションの一幕

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「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に出演したマーゴット・ロビーとレオナルド・ディカプリオ/Mary Cybulski/Paramount Pictures

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に出演したマーゴット・ロビーとレオナルド・ディカプリオ/Mary Cybulski/Paramount Pictures

(CNN) 女優マーゴット・ロビーは映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013年)のオーディションで、レオナルド・ディカプリオにキスするはずが、とっさに平手打ちした。本人がこのほどポッドキャスト番組の中で当時のエピソードを明らかにした。

ヒット映画「バービー」主演で知られるロビーだが、当時は共演者のディカプリオを平手打ちしたことで、逮捕されるかもしれないと思ったという。

幸いなことに、ディカプリオにもマーティン・スコセッシ監督にも気に入られてロビーはこの役を射止め、逮捕されることもなくオーディションを終えた。

オーディションでディカプリオ相手に演じていたのは「顔に水をぶちまける」場面。平手打ちは「台本にはなかった」とロビーは言う。

2人がしばらく即興で演じた後にディカプリオが台本に戻り、「こっちへ来てキスして」と言う最後の一行に来た時だった。

「自分の頭の中では、今すぐレオナルド・ディカプリオにキスできると思った。そうなったら最高。友人みんなに早く言いふらしたかった」とロビーは言う。「でもそこで、いや違う、と思って、彼の顔を打ちのめした」。

その場は静まり返った。永遠のように思える沈黙だったとロビーは振り返る。スコセッシ監督とディカプリオが爆笑して「最高だった」と認めてくれるまでは。

それでもロビーはパニックに襲われていた。「きっと逮捕される。これは間違いなく暴行だ。もう二度と仕事ができなくなるだけではなく、刑務所行きになるかも」と思っていたという。

ウルフ・オブ・ウォールストリートでロビーはディカプリオの妻役に起用され、大ブレークを果たした。同作品はアカデミー賞5部門にノミネートされた。

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