トランプ氏、中東担当上級顧問に実業家マサド・ボウロス氏起用 次女の義父

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トランプ氏、主要ポストに家族関係者を起用 仏大使に続き 

(CNN) 米国のトランプ次期大統領は1日、アラブ・中東担当の上級顧問に実業家マサド・ボウロス氏を起用すると発表した。ボウロス氏はトランプ氏の次女ティファニー氏の義父にあたる。

トランプ氏は1日の発表に際して、ボウロス氏の続き柄には言及しなかった。トランプ氏はボウロス氏について、「国際的な舞台で豊富な経験を持ち、実業界で高く評価されているリーダー」と説明。中東地域の和平について揺らぐことのない支持を示しており、米国と国益にとって強力な代弁者となるだろうと言い添えた。

トランプ氏は今回の発表の前にも家族の関係者を次期政権で起用することを発表していた。トランプ氏は11月30日、駐フランス大使にチャールズ・クシュナー氏を起用すると明らかにした。チャールズ氏はトランプ氏の娘婿ジャレット・クシュナー氏の父親。2005年に連邦犯罪で有罪となったが20年に恩赦を受けていた。

重要な役職に家族の関係者を抜てきするという異例の人事は、トランプ氏が2期目も信頼できる家族を重用するという前例を踏襲することを示している。

トランプ氏は1期目も、長女のイバンカ氏やジャレット氏をホワイトハウスの要職に起用していた。

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