Architecture

新国立競技場がお披露目、東京五輪の主要会場に

来年の東京五輪・パラリンピックの中心施設となる新たな国立競技場が公開された

来年の東京五輪・パラリンピックの中心施設となる新たな国立競技場が公開された/Behrouz Mehri/AFP/Getty Images

2020年の東京五輪・パラリンピックの開催が迫るなか、新しい国立競技場が15日、公開された。式典には安倍晋三首相や、スタジアムの設計を手掛けた建築家の隈研吾氏らが参加した。

収容人数は6万8000人。東京五輪・パラリンピックの開会式や閉会式が行われる予定となっている。スタジアムはそのほか、サッカーや陸上競技の試合会場としても使われる。

/Behrouz Mehri/AFP/Getty Images
/Behrouz Mehri/AFP/Getty Images

隈氏は天然の素材を活用することで知られる。スタジアムの設計にあたり日本の伝統的な建築などに目を向けたという。観客席の一部を覆う屋根は鉄と格子の木でできている。使われた木材は47都道府県から集められたという。

安倍首相は式典で、スタジアムの設計について、周辺環境との調和や日本らしさを実現したとたたえた。

スタジアムの周辺には4万7000本を超える木が植えられている/Behrouz Mehri/AFP/Getty Images
スタジアムの周辺には4万7000本を超える木が植えられている/Behrouz Mehri/AFP/Getty Images

新しい国立競技場のデザインは当初、ザハ・ハディド氏の案が採用されていた。しかし、高額の建設費などが批判を浴びて、その後、撤回されていた。

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]