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芸術を愛するヘルシンキ副市長、壁に落書きして捕まる

フィンランド首都ヘルシンキのパーボ・アルヒンマキ副市長

フィンランド首都ヘルシンキのパーボ・アルヒンマキ副市長/Vesa Moilanen/Lehtikuva/Reuters

(CNN) フィンランドの首都ヘルシンキの副市長が、友人と一緒にペンキで壁に落書きしているところを見つかり、立件される可能性が浮上している。

ヘルシンキのパーボ・アルヒンマキ文化芸術担当副市長は6月24日、ブオサーリ港に通じる列車のトンネル内にペンキで落書きしているところを警備員に見つかったことを認めて謝罪した。

投稿の中でアルヒンマキ副市長は「私のこの愚かしさについて許しを乞います」と謝罪し、自分と友人は以前から、現代アートで有名な街パシラの壁に描かれた落書きに触発されていたと言い添えた。

フィンランド輸送インフラ庁の広報はCNNへの電子メールで、トンネルのコンクリートの壁に描かれた落書きを消すために3500ユーロ(約55万円)を費やしたことを明らかにした。

「立件および責任の追及に向け、警察の捜査は今も続いている」と広報は述べ、「クリーニングの費用は警察の捜査が終わった後、犯人から回収する」とした。

一方、現地紙のヘルシンギン・サノマットは問題の落書きの写真をツイッターに掲載し、この事件について伝えている。

CNNはアルヒンマキ副市長と東ウーシマー警察にさらなるコメントを求めている。

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