スマホは独身者、タブレットは既婚者向け? 米調査
(CNN) スマートフォン(多機能携帯電話)の保有率は独身者の方が既婚者よりも高い一方、タブレット端末の保有率は既婚者の方が高い傾向があることが、米国のユーザーを対象とした調査で分かった。
調査はネット広告会社のサーチエージェンシーが調査機関のハリス・インタラクティブに委託して実施した。それによると、スマートフォンを持っている独身者は49%を占め、既婚者の43%を上回った。一方、タブレットは既婚者の45%が保有する一方、独身者では36%にとどまった。
この結果についてサーチエージェンシーは、「既婚者の方が一般的に年齢が上で、可処分所得が多く、タブレットのようなぜいたく品の購入を正当化しやすい」と解説している。
調査ではまた、携帯端末の普及により、コンピューターの利用方法が変化している実態も浮き彫りになった。
スマートフォン所有者の59%は、デスクトップPCやノートPCが手元にあるのに携帯電話でネットを検索したことがあると回答。特に18~34歳の層ではこの割合は74%に上った。
一方、タブレットの所有者は66%が、テレビで商品を見た直後にタブレットで詳しい情報を調べたことがあると回答した。
調査は米国の成人2006人を対象に、8月にインターネットで実施した。