80年代のコンピューターをもう一度、ティーンの生活を再現 米博物館
アルコーン氏らはヒットを喜んでいるが、国際的な注目が集まったのは驚きだった。
「博物館関係者を対象に展示のプレビューを行うと毎回、涙で目をうるませて帰る人がいた。自分の子ども時代を我が子と共有する機会を持てたためだ」「展示に対してそんな反応が出たことは過去になかった」
同博物館では80年代関連の展示の他にも、コンピューター黎明(れいめい)期の今でも使えるテクノロジーを数多く扱っている。
そのひとつがメインフレーム・コンピューターの「IBM7090」だ。このモデルは米航空宇宙局(NASA)の先駆的なアフリカ系米国人女性たちを描いた映画「ドリーム」に登場する。
「Totally 80s Rewind」は今年12月で終了する予定だったが、アルコーン氏は、おそらく来年まで延長する見通しだと話している。