トランプ氏「不支持」は60%に上昇、1年ぶりの水準に
(CNN) トランプ米大統領の仕事ぶりを支持しない国民は60%と、1年ぶりの高い割合に達していることが、新たな世論調査で明らかになった。
米ギャラップが毎週実施している世論調査の最新結果が26日に発表された。それによると、トランプ氏の支持率は前週から5ポイント下がって38%。支持しないと答えた人の率は7ポイント上昇した。
支持率はほとんどの年代で下がり、特に18~29歳では35%から28%に落ちた。
不支持率が前回60%以上になったのは昨年12月。大統領補佐官だったフリン被告が有罪を認め、わいせつ疑惑を指摘されたアラバマ州上院補選の共和党候補にトランプ氏が支持を表明したタイミングだった。
オバマ前大統領は1期目の中間選挙が終わったこの時期、支持率45%を維持していた。ギャラップの調査で同氏の支持率が40%を割ったことはない。
ジョージ・W・ブッシュ元大統領は2005年、大型ハリケーン「カトリーナ」の直後に支持率31%という最低の数字を記録した。ブッシュ氏の不支持率は最も高い時で65%と、現在のトランプ氏を5ポイント上回っていた。