ツイッター、政治広告を全世界で禁止へ
ニューヨーク(CNN Business) 米ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は30日、政治広告の掲載を停止すると明らかにした。ドーシーCEOはツイッターへの投稿で、「我々は、全世界で、ツイッターへの政治広告を停止する決断を下した」と述べた。政治広告は獲得されるもので、買われるものではないとしている。
ドーシーCEOは、政治的なメッセージについて、人々がアカウントのフォローを決めたり、リツイートしたりすることで届けられるとし、こうした判断を金銭によって排除すれば、高度に最適化されて狙いを定められたメッセージが人々に強制的に届けられるとの見方をした。こうした決断が金銭によって影響されるべきではないとしている。
これまでも米IT企業の政治広告に対しては厳しい目が向けられてきた。
ドーシーCEOによれば、11月15日に今回の方針について詳細を明らかにして、政治広告は11月22日から停止する。